何となくの続き

2004年11月25日 ポエム
僕は僕の事を誰も知らない場所に辿り着いた。

弱かった僕は再び虐められる事が酷く怖くて、

弱さを見せないようひたすらに誰も寄せ付けず、強くあろうとした。

痛みは消える事は無いけれど、少ないながらも味方も出来た。

だから、もう、僕は君の助けが無くても一人でやって行ける。


あれから幾年月が過ぎた。
法律で言うなら僕も大人になった。
今、君はどうしているんだろう?
子供だった僕を必死に助けてくれた君。
俗っぽい言い方になるけれど、今思えばあの小さい頃から僕は君が好きだったんだと思う。

いつか、また、どこかで、会えると信じて。

なんとなく

2004年11月20日 ポエム
物心、という物が幼さ故に何も無かった僕の心の中に産まれた頃

優しさ、という物を出会ったばかりの君から僕は教わった。

楽しい、という感情も僕は君から教えてもらった。

今思えば、あの頃の僕は君に振り回されてばっかりだったけど、

それでも僕は楽しくて、幸せで、だから。

僕はずっと君と一緒に居たいと望んだ。

望んだからずっとこんな楽しい日々が続くと信じてた。

信じてたから僕が君の傍に居るのが当たり前だと思ってた。

そうやって、毎日、日が暮れるまで一緒になって遊んでた。

幼い日々。

だけど、時は過ぎて、

虐めを受け、友達からも裏切られ、教室の中で孤立していく僕。

傷つき、周囲に怯え、目も耳も心も閉ざしていく僕。

使う必要の無くなった口と心を僕は自分で封じ込めた。

それでも僕は君を傷つけたくは無かった。

僕と同じ目に君を遭わせたくは無かった。

だから僕は只一人味方だった君を引き離した。

一人きりの寂しさを抱えたまま、僕は君を遠く離れたんだ。
bj

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